1993年4月24日、「フラクタル幾何学」の創始者、マンデルブロ博士と、
通算22回目の「フラクタル」についてのミーティングをしました。
Last Update: Oct 31st, 2011.

 この年、ニューヨーク近代美術館(MoMA)から「フラクタル画像の作品を」との内容指定付き発注を受けて、 『私の「(既にこの美術館に収蔵されている)純粋に手仕事」の作品に対しても「絶対に負けない美術的価値を有する「 アルゴルアート(アルゴリズミックアート:Algorithmic Art) 」である。』と自信を持って言い切れるだけの作品を新たに創作しました。

 と言っても、私が実際に行った仕事は、
「絵師」としての、「フラクタル画像」データを得るためのコンピュータプログラミングと、美術的に価値あるカラーパレット(色彩参照コード:カラールックアップテーブル)を作ったことと、 手順の最後に、この成果物(作品)が、いわた・きよしの「本物の版画」であることを証明する署名をしただけです。
 手順の大部分は、
「彫師」としてのコンピュータが数日間昼夜を問わず演算(製版)し、
「刷師」としてのプリンタが限定枚数分の出力しました。

1993年4月23日、国展版画部の審査終了直後、私は、これらの作品を伴って、ニューヨークへ出向きました。
  本当は、わざわざニューヨークまで出向かなくても良かったのですが・・・、
この受注の喜びを、「純粋美術としても、純粋数理科学としても、世界的に高く評価されたい」という、私の長年の命題が適った日として、一生忘れない思い出にするために・・・、
  なおかつ、この喜びを、「純粋美術かつ純粋数学」である作品として、権威ある第三者が認めた証明として、
一緒に喜んで貰おうと考え Micro Map 19930324の1/20(=限定20枚の内の第1番との意)を携えて、 ニューヨーク郊外の「フラクタル幾何学」の創始者、ブノア B.マンデルブロ氏宅を訪問しました。

アルゴリズム版画 「Micro Map 19930324」 1993年 第67回国展出品作

上掲の画像の、数学的メモ及び実演算時間に興味を持たれる方は、こちらへどうぞ!

私とマンデルブロ博士夫人との間にいる人は、当時、フラクタルパターンを柄としてニットへの活用を考えて同行した、
ニットマシンで世界一のシェアを誇る,島精機製作所の藤本氏です。

アルゴリズム版画 「Micro Map 2007A 」 2007年 第81回国展出品作

アルゴリズム版画「Micro Map」の最大長所は、 プログラムソース、(座標や精細度の)パラメータ、着色参照表(カラールックアップテーブル)さえ失わなければ、何度でも完全に同一のものを再現できるという、国際特許「情報技術安全保障システム(略称:ITSS)」では「電子封筒内封筒」と呼ばれる部分です。

この最大長所は、情報セキュリティの理論と技術において、『現在において未来予測不可能、未来において過去に遡って司法証拠としての再現が可能』という、これがクリヤ出来なければ、この道では全く意味を持たない「暗号が暗号であるための必須条件」を、世界に先駆けてクリヤしているところです。
この長所が国際特許として認められたのは、
『暗号化処理することが「時空間不可分」に認証処理すること。認証処理することが「時空間不可分」に暗号処理すること』
という、これまで、世界中の暗号専門家、認証専門家が、不可能とみなしていた理想を具現化したたからです。

美術の世界でも、世界に唯一無二は、作家・作品が、高く評価される為に、重要な要素ですが、実際は、類似のものから「ほんのちょっぴり好い」程度で、「最高賞」「新人賞」が付く程度の世界です。
国際特許の取得はそうではありません。誰かが類似のものを取得していれば類似の部分を省いた部分だけしか認められないという非常に厳しい世界です。
従って、国際特許と言っても大半は「葉っぱ的特許」でしかありません。 このような厳しい世界で「ITSS」は「樹幹的特許」を認められました。

このように厳しい世界でも通用するノウハウを、
純粋芸術(ファインアート)の、平面美術の、新しい版種「非線形アルゴリズム版」の版画として、私が最初に展示したのは、1984年のことです。
ただし、この時点では、並行的に「線形アルゴリズム版」の版画も制作していて、
こちらの手法で、1985年は、スイス・バーゼルとフランス・パリの二つの国際展で最高賞を得ていますから、
「非線形アルゴリズム版」の版画が、名古屋地区で本格的に知られるようになったのは、 1986年の中部国展、
東京地区、大阪地区でも知られるようになったのは、 1988年の国展です。

なおかつ、「
Micro Map」の(製版行為)は、
昨今、一般に「デジタルプリント」「ジグレー版画」等々と呼ばれている「CG追い描き版画( 「ポストドロウ」 「フォトカット」 「ポストカット」など)」とは全く違って、コンピュータ演算そのものなので、制作者の意思が100%純粋に反映されます。第三者の意思や技術が入り込む余地が全くありません。
従来版種(凸版・凹版・平版・孔版)では、限定枚数分を一気に刷り上げなければ、色調が微妙に異なってしまうというトラブルも皆無です。
更に、「
Micro Map 2007A」で示すように、
Micro Map 19930324」の作品中の 「美術的にオイシイ部分」だけを、15年後に再活用するという芸当も極めて容易に出来ます。
コレクタの要望に沿って画面寸法を大きくも小さくも出来るところは、「CG追い描き版画」と共に、デジタルならではのはの長所だと言えます。

2007年、私が属する美術団体「国画会」の展覧会「国展」は、慣れ親しんだ上野から乃木坂の新国立美術館に移動しました。
これを記念する特別展示には、上の画像の中央部分だけを、幅100cm×高さ333cmの大きさにまで再演算拡大表示しました。
同一部分の高精細拡大という芸当は「CG追い描き版画」が絶対に真似できない「電子実印」ともなる長所です。

この「同一部分の高精細拡大」を全自動的に出来るところが、「アルゴリズム版画」が、
ポストドロウ」 「フォトカット」 「ポストカット」のような「一般的なデジタルプリント」を「似て非なるもの」と差別化する主たる要因なのです。

注意:「ポストドロウ」「フォトカット」「ポストカット」も、特殊なCG処理を施すことに拠り「電子封筒外封筒」と呼ぶ私の国際特許知財です。

アルゴリズム版画Micro Map 2007A#H」 2007年 第81回国展特別展示出品作

団体展の美術館展示は、制限が有り過ぎて動画での展示が難しいですが、ホームペーではこのような見せかたも可能です。

この表現技術を情報セキュリティーに応用すれば、「動く暗号認証鍵」と言うべき安全保障技術が構築できます。

Micro Map 2007A」の「ピクロールアルゴラート」(いわた・きよしのホームページ総合目次)

Micro Map 2007A」の「ピクロールアルゴラート#2」

Micro Map 2007A」の「ピクロールアルゴラート#3」

Micro Map 2007A」の「ピクロールアルゴラート#4」

Micro Map 2007A」の「ピクロールアルゴラート#5」

Micro Map 2007A」の「ピクロールアルゴラート#6」

「動く暗号認証鍵」の極まり、「 Micro Map 2007ADeepZoom

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究極の情報技術安全保障「ITSS」の世界に類例の無い長所について

究極の情報技術安全保障「ITSS」の何処が国際特許ビジネスにふさわしい知的財産なのか

「ITSS」国際特許ビジネスとして成功するために避けて通れない唯一の道

「ITSS」が国際特許まで到達した経緯については、このページのこの項目から

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国際特許「ITSS」の特長である「電子封筒」については、このページのこの項目から

2005年、読売新聞・岡本龍明記者の(株)イソップ・岩田と「ITSS」についての紹介記事

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いわた・きよし芸術系に重点を置いた履歴

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1978年「ある版画家の詩」(名古屋市・東海TV)

「電子封筒・外封筒」としても活用する「ポストドロウ」目次

「電子封筒・外封筒」としても活用する「フォトカット」目次

「電子封筒・外封筒」としても活用する「ポストカット」目次

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