3号炉核爆発は5度爆発音を発した!

初稿:2011年3月14日 最終更新:2014年3月6日
文責:  株式会社 イソップ  代表取締役  岩田 清 ( いわた・きよし=文責者=筆者)

此の動画の音声は、 効果音ではなく、本物の核爆発音でした。

 但し、言われて居る「3度の爆発音」ではなく、実は、前後の「ノイズと思われて居た音声」も、厳密に云えば、3号炉の爆発では有りませんが、 関係大有りの、稀ガス処理装置建屋から出て居ました。

 「3度の爆発音」に続く音声は、 既に、2013年3月、私が、『効果音ではなく、本物の爆発音だ!』と、HP、FB、TWで紹介して居ましたが、 前に在る音声は、それに正しく対応できると確認できる映像を発見できなくて、指摘しかねて居ました。

 2014年3月3日、ついに発見しました!
 実は、私は、此の映像を、今まで、何度も視て居たのです。
 つまり、「見えて居ても、視て居なかった!」 解析可視化処理技術の開拓者として、40年以上頑張って来たのに、此の体たらく、恥ずかしい限りです。

 冒頭の『ノイズだ。』と聴き間違えて居た音声は、3号炉建屋西側の道路の反対側の「3号稀ガス処理装置建屋」屋上の設備から発して居ます。

 冒頭と末尾の爆発音は、稀ガス処理装置建屋から発して居ます。 従って、『3月14日11時1分の「3号機爆発」は、3度爆発音を発した。』と言う事も、 決して間違いではない訳です。 しかし、中間の3度の爆発は、前後の爆発と「有意に連動して居る」ので、『合わせて5度、爆発音を発した。』と言う方が、 実際に近いと考えます。

 3号原子炉建屋から発した3度も、詳細に記せば、
   1度目は、3号原子炉建屋4階北西部に違法備蓄されて居た「MOX燃料」から発して居ます。
   2度目は、1度目の爆発に誘引されて起きた、東電の「水素爆発」=ガンダーセンさんの「即発臨界爆発」=イアンゴダードさんの「水蒸気爆発」に相当する爆発です。
   3度目は、原子炉圧力容器が砲身の役割を果した、長崎型原爆と同様の核爆発です。
 此の3度の爆発のどれかに、3号タービン建屋の屋上に大穴を開けた爆発が連動して居ます。

 「長崎型原爆」とは、ウラン235の核爆発力に頼る「広島型原爆」に比べ、尚一層危険な、プルトニウム239の核爆発力に頼った(=正しくは、 「助太刀させた」)原爆の事です。

 此のプルトニウムが、3号炉爆発の最大危険因子です。
 ウランにプルトニウムを混合した物が、MOX燃料です。
 3号炉爆発は、1号炉爆発と異なり、MOXの核爆発であるが故に、情報が極端に隠されて居ます。

 私は、2011年3月14日、福一原発3号炉の爆発動画を視て、即座に、此の最悪イメージを、ツイッターなどで発言しました。

 『ウランやプルトニウムの純度は、核兵器に比べれば劣るものの、原子炉圧力容器が大砲の役割を果たした、長崎型原爆と同様の核爆発なので、大変深刻な事態です。』

 此の発言の為に、原発推進派の「御用達クラッカー」だけでなく、自称「原発ゼロ」派の有識者からも、酷い言葉を浴びせ掛けられました。

 しかし、3年後の映像は、私の推察通りでしたね!
 これらの人達、此のGIF動画を視て、今度は、何と言うでしょうかね?

福島中央TV撮影の、3号炉爆発動画に記録されて居た音声

 Oz TV Watcher が、これを『爆発音だ!』と気付いた事から、全世界に広がりました。

 しかし、爆発音らしい@ABは、3号炉爆発音として、一部の有識者に、即座に認識されたましたが、 Cは、波形の特徴から、私も、3号炉爆発直後に、 此の動画を視た時点では、『3号炉爆発で、不安定になった福一原発直下の活断層が動いた、微小地震では?』と見做しました。

 ですから、@の前の微動はノイズとしか見えませんでした。
 デジタルグローブの衛星写真解析を視ても、@の前の波形部分までもが、爆発音声だとは、『とても、とても。』でした。

デジタルグローブの解析写真も、「ちょっと視」では、何も判らない!

解析可視化処理を駆使して拡大すると、稀ガス処理装置建屋の屋上の装置から出て居る湯気を発見!

 3号稀ガス処理装置建屋は、3号炉建屋、3号タービン建屋、3・4号排気筒に配管で繋がって居ますから、爆発1分前に、 既に3号機の何処か又は全部に異常が有ったと認められます。

 更なる拡大をしてみると、1・2号稀ガス処理装置建屋の屋上ハッチからも湯気が出て居る様に見えます。

 東電が、原発事故後3年間に亘って、最も隠して居るのが、此の稀ガス処理装置建屋です。 ですから、私は、『尋常ではない放射能物質が、1号炉爆発時に、 1・2号稀ガス処理装置建屋の「活性炭式稀ガスホールドアップ装置」と呼ぶ吸着装置に、放射性キセノン、放射性クリプトンなどが膨大な量、封じ込められ、 世界の著名な原始物理学者の誰もが予想もしなかった危険が、此の建屋に刻々と迫って居たのだ。』と推察します。

データが小さいので、限界を超えていますが、もう少し頑張って、解像度を上げました。

 1・2号対応建屋のハッチの湯気に就いては何とも言えません。 しかし、3号対応建屋3階屋上の構造物から噴出す湯気は白色ですが、 2階の屋上の構造物から噴き出す湯気か煙は灰色、2階非常口から噴き出す煙は黒色です。 核種の混合比率の違いでしょうか?

東電の、混乱極まった「排気筒・塔」と「稀ガス処理装置・建屋」との説明図 <画面クリックで東電HP>

 東電の解説図では、2011年3月11日22時半前後に自衛隊ヘリが暗視カメラで撮影した感熱写真で判明して居る、 1・2号排気筒に熱が有り、3・4号排気筒に熱が無い事の説明が全く着きません。
 すなわち、原子炉建屋およびタービン建屋の室内の排気を排気筒に集めて居るだけならば、 暗視カメラで撮影した写真の様な明暗の差は生じないからです。
 上掲の図に示されて居ない配管が、原子炉と排気筒を、直接繋いで居て、尚且つ、此の配管の開閉バルブが、1・2号炉のどちらか又は双方が開いて居て、 3.4号機はどちらも閉まって居ると考えなければ、絶対に有り得ないからです。

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